現在フリーランスに転身するプログラマが増加傾向にあります。フリーランスへの転身が増えた理由としては、働き方が多様化してきたことや副業をOKとする会社が増えてきたことが大きいです。
まず働き方の多様化についてですが、政府主導による働き方改革により、従来の働く時間や働く場所が固定化されていたものが、フレックス制やテレワークなどの導入を経て、様々な働き方ができるような会社が増えてきたことが大きな要因となっています。
そして、この様々な働き方が認められるようになった影響は、副業にも及びました。副業によるノウハウを社内に取り込むことで事業成長につながると考える会社では、本業に支障が出ない限りと条件を付けた上で積極的に取り入れており、それがフリーランス増加の要因にもなっています。
というのも副業であれば、フリーランスの仕事が軌道に乗れば独立することもでき、失敗しても本業にもどればいいということで、チャレンジしやすい環境にあるからです。
その他にも様々な業界でDX化が進んでいることによるIT系職種の需要拡大も、プログラマのフリーランス増加に一役買っています。このようなIT系の仕事はリモートで業務を行えることも多く、業務自体を切り分けて依頼することも可能なため、フリーランスを使う企業も増えてきたためです。
このように、フリーランスに対する認知度や需要はますます高くなっています。フリーランス向けのサービスも以前と比べて格段に増加したこともあり、フリーランスを手軽に始められる環境が整ってきたことがフリーランス増加の要因の一つとして挙げられます。