もし自分がブラック企業に就職してしまったら、そう考えてしまうことはないでしょうか?転職先がブラック企業だとしたら、ストレスが溜まり健康にも害が出てしまう可能性さえあります。自分を守るためにも、ブラック企業の特徴を理解しておくことは大切だと言えるでしょう。
ブラック企業かどうかを一目で判断するというのは簡単なことではありません。一見とても良さそうな職場だと思って就職したものの、就業してみると待遇がひどくブラック企業だとわかった、といったケースが後を絶たないからです。例えばどのようなケースがあるのでしょうか。
その一つが残業しても残業手当が支払われないというケースです。いわゆるサービス残業は当たり前で、残業代が欲しいと上司や経理に話すと、壮絶ないじめが待っていたという恐ろしいケースさえあります。中には残業代を支払ってはくれるものの、実際の残業時間よりも少ない残業手当しか出さないといった企業もあります。
離職率が高い企業も要注意です。離職率が高いということは仕事内容がキツかったり、パワハラなどが日常的に行われていたりする可能性があるからです。就職して離職率が高いとわかったら、ブラック企業の可能性が高いことを予期しておく必要があるかもしれません。
もし勤務先がブラック企業だということがわかった場合、転職のタイミングを見つけることが大切です。ブラック企業の場合、転職することがわかった時点でもしかしたら何らかの攻撃を仕掛けてくる可能性があるかもしれず、企業側の圧力をかわす必要があります。
スムーズに転職するためのポイントは、退職願を出す前に転職の内定をもらっておくことでしょう。転職が決まっている人に対して、企業側が圧力をかけて辞めさせるということは基本的にできないからです。